カントリーハウスについて
「長く安心して住めて、将来まで価値が続く、質の高い住宅」のこと
家を建てる時に、「この家は長く使えるように、ちゃんと計画して建てた」という証明を国からもらえるのが「長期優良住宅」です。住宅ローン控除や、固定資産税の優遇など、お金の面でも有利な制度があります。
「長期優良住宅」と認定されるためには次の基準を満たす必要があります。
① 長く使える構造になっている
地震や老朽化に強く、少なくとも50〜60年以上住めるような設計になっている。
② お手入れがしやすい
配管や壁の中の設備が、点検・修理しやすい設計になっている。
③ 省エネ性能が高い
断熱や換気の性能が高く、冷暖房の効きが良くて、光熱費も抑えられる。
④ 暮らしやすさに配慮
間取りや段差の少ない設計など、将来家族が年を取っても住み続けやすい。
⑤ 地域の環境や景観にも配慮
街並みに調和するように設計されていることも大切です。
カントリーハウスは長期優良住宅(trip仕様)の場合、断熱等級6、次世代省エネ基準を基本としており、ウレタン吹付断熱材を採用しています。
住宅の壁や屋根、床などに使われる断熱材の一種で、ウレタン樹脂を泡状にして現場で吹き付けることで、すき間なく密着させることができる断熱方法です。この施工方法により、柱や構造の細かい部分にもぴったりと密着し、気密性が高くなります。その結果、冷暖房の効きが良くなり、省エネ効果も期待できます。
ウレタンは熱を通しにくいため、夏は外の暑さを遮り、冬は室内の暖かさを逃しません。これにより、一年を通して快適な室内環境を実現します。また、断熱性と気密性が高いことで壁内の結露が起きにくくなり、カビの発生や木材の腐食を防ぐことができるため、住宅の寿命を延ばす効果もあります。
さらに、ウレタンには多くの空気の層が含まれており、音を通しにくいという特長もあるため、外部の騒音を軽減したり、室内の音漏れを防いだりする防音効果も期待できます。そして、性能の劣化が少なく、長期間にわたって安定した断熱効果が持続する点も大きな魅力です。
このように、ウレタン断熱は気密性・断熱性・防音性・耐久性に優れた、高性能な断熱材です。
私たちの家づくりでは、
「耐震等級3(最高等級)」を標準仕様(trip仕様)としています。
これは、建築基準法で定められた耐震性能(等級1)の1.5倍の強さ。
震度6〜7クラスの大地震にも倒壊しにくい、非常に高い耐震性を備えています。
命と資産を守る「備え」が標準です
「地震が来るかもしれない」ではなく、
「地震が来ても安心して住み続けられる」そんな家づくりを私たちは目指しています。
住宅性能にこだわった長期優良住宅をベースに、
構造面でも最高レベルの安心をお届けします。
建物の「気密性能」とは、家にどれだけ隙間があるかを示す性能のことです。
家のすき間が多いと、冬は暖かい空気が逃げてしまい、夏は外の熱い空気が入り込み、冷暖房効率が下がってしまいます。逆に、すき間が少ない家は、外気の影響を受けにくく、室内の快適さを保ちやすくなります。
この「すき間の少なさ」を数値で表したものが C値(相当隙間面積) です。C値が小さいほど、すき間が少なく高気密な住宅ということになります。
一般的な高気密住宅のC値は1.0以下が目安とされています。カントリーハウスではtrip仕様の場合0.3台を目標に施工しております。(0.30〜0.55を基準)
高い気密性能を確保することで、冷暖房の効率が良くなり、省エネで快適な住まいを実現できます。